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和毅、初タイトル!!

2008年5月5日

 メキシコに遠征中の亀田和毅が3日(日本時間4日)、メキシコ州ネサアグアルコジョ市アレナ・アステカ武道館で行われた
「ホセ・スライマン杯」バンタム級決勝に出場し、ホセ・ルイス・ベネガス(16)(メキシコ)を3―0の判定で破り優勝した。
アマチュア大会初のタイトルを獲得した和毅は、同大会のMVPに選出された。


 決勝の相手となったベネガスは、ここまで12戦全勝(6KO・RSC)の強豪。
セコンド陣はお揃いのジャージを身にまとい、打倒和毅に気合い満々だ。
さすがの和毅も緊張は隠せず、試合前には「さすがに決勝戦やからなちょっと緊張するな」と珍しく陣営にもらした。
 
 緊張を控え室に置いてきた和毅は、試合のゴングが鳴ると自らのペースで主導権を握った。


1ラウンドはまず左ジャブでリズムをつかんだ。和毅のスピードに相手がついてこれず、ジャブが的確に顔面にヒットし、確実にポイントを稼いだ。エンジンがかかり始めた2ラウンドは、スピードに乗ったコンビネーションが炸裂。和毅の猛攻に対して相手も必死に応戦するも、そのほとんどのパンチを和毅はガードし、まともに打たせなかった。

そして迎えた3ラウンド。
残り時間30秒となったところで和毅の右ストレートがベネガスの顔面にヒット。フェイントを入れた左フックからの返しの右で、ベネガスはこのパンチに反応出来なかった。右が入ったところでレフリーが割って入りダウン。会心の一撃だった。


 
 すでにメキシコ国内でその名が知られている和毅だが、この日改めて評価を上げた。
同大会のアルトゥール・ムニョス大会実行委員長は、和毅のボクシングの質の高さに感嘆の声を上げ、絶賛した。
また同大会を観戦したメキシコの伝説のバンタム級チャンピオン、カルロス・サラテ氏も和毅の素質に高い評価を与えた。




「今日の相手は、戦ってみたらさすがに負けなしだけあってなかなかええ選手やった。これで今年に入って10戦10勝。
でも自分としてはまだバタバタしてるし、もっと自信が付くまでこのままキャリアを積んでいきたい。
親父が俺の試合見て、『よっしゃ、もうプロ行け』って言うまでは今のままで頑張るだけや。最近俺も有名になってきて、スパーリングとか(相手に)嫌がられるねんけど、どんどん強い選手みつけて試合もやっていきたい」

 今年7月に17歳となり、日本国内でのプロデビューが可能となるが、父・史郎氏のゴーサインが出るまでしばらくアマチュアでキャリアを積んでいく。
その史郎氏は「優勝おめでとう。和毅のボクシングはまだ始まったばかりだから、こんなんで満足せず、もっともっと上を目指して頑張れ」とプロデビューに関しては明言せず、和毅の成長を促すにとどまった。




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