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海外2戦目へ向け興毅出発

2008年8月24日

 WBA世界フライ級1位、WBC世界フライ級3位の亀田興毅が23日、成田発の航空機で遠征先のメキシコに出発した。
興毅は8月30日(日本時間8月31日)にメキシコのヌエボ・レオン州モンテレイで、元メキシコフライ級王者サルバドール・モンテスと対戦する。
 
 興毅がメキシコで試合を行うのは今回が2度目で、亀田ジムが設立されてから初の試合となる。新たな出発となる興毅は「とりあえずさい先良く1勝。ええスタートが切れればええな」と必勝を誓った。また今回の試合に関しては「いつも先を見据えて練習をしてる。ひとつの通過点。その先の世界タイトルマッチを目指してやっていく。それだけ」と位置付けた。

 今回の試合に備えてフィリピンからパートナーを招聘し、40ラウンドのスパーリングを消化。前回の試合が7月12日と、試合間隔が短いため実践練習を抑えたという。すでに日本で調整を済ませており、現地では軽く動いて体重調整を行うのみ。

 年内の世界戦に関して興毅は、WBC世界フライ級王座への挑戦を表明している。現時点で交渉は開始しておらず、まだ白紙の段階だか興毅は「フライ級とスーパーフライ級のチャンピオンと戦うイメージは昔からしてる。俺はいつでもいい。全然焦ってないし」と余裕のコメント。



 また連日、日本代表選手らが活躍する北京五輪をテレビ観戦しているという興毅は「一番印象に残ってるのが陸上のボルト選手。それに柔道の石井選手。ソフトボールもすごかったな。前回は金メダル取れなかったから今回取れて良かったな。ピッチャーの上野選手もすごかった。陸上のリレーもすごかったな。朝原選手は良かったな。毎日オリンピックを見て感動しているよ」と感想を語った。


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