
大毅11/6対戦相手発表
2008年9月27日
11月6日に復帰戦を行う亀田大毅の対戦相手が27日、発表された。
約1年ぶりの復帰戦の相手となるのは、メキシコ人のアンヘル・レサゴ(23)。右のファイタータイプで、戦績は25戦16勝(9KO)7敗2分。06年12月に10回戦に昇格し、それ以後、11戦8勝(5KO)1敗2分のレコードを残し、ここ最近の3試合は3連続KOをマークしており、勢いのある選手だ。
大毅はこの日、東京・葛飾の帝釈天で必勝祈願をし、同所で会見を行った。会見の冒頭で大毅は「とりあえず11月6日の試合は、自分の成長した姿をファンのみんなに見てもらいたいですね」と、復帰を待ちわびたファンへ向けてメッセージを送った。
謹慎中の1年間、大毅は興毅、和毅とともにメキシコに足を運び現地のジムで修行を積んできた。復帰戦の相手がメキシコ人ということに関しては「メキシコというのは、軽量級の強い選手がゴロゴロいるので、しっかり練習して頑張りたいですね」と、メキシコのボクシングのレベルを知るだけに気持ちに油断はない。
復帰戦の相手に関しては日本を含め、世界中から対戦候補をピックアップしたが、すべてのオファーが断られた経緯がある。周囲からの待望論として日本人選手との対戦があったが、これも断念。
それでも大毅は今後の日本人選手との対戦には前向きで「デビュー戦から自分の対戦相手には口出ししてこなかった。家族が日本人とやれと言えばいつでも出来る」と受けて立つ覚悟を明言した。
また復帰戦に向けて近隣のジムで出げいこを敢行。ボクシングの技術だけでなく、様々なことを吸収したという大毅は「精神的にも勉強になります。成長した姿をファンに見せたい。言葉で伝えることは出来ないので、強くなった姿を見てくれたらうれしい。一日でも早く世界チャンピオンになりたい」と世界王座獲得へ意気込みを語った。



