
大毅 前日計量
2008年11月5日
6日に復帰戦を行う亀田大毅と対戦相手のアンヘル・レサゴ(メキシコ)が5日、東京・水道橋の後楽園ホールで計量を行った。
今回は52・5キロの契約体重で行われ、大毅はリミットいっぱいの52・5キロ、レサゴは52・1キロでパスした。
約1年ぶりの復帰戦とあって、この日の計量には新聞社、テレビ各局の50人を超える報道陣が詰めかけた。
計量を終え、会見に臨んだ大毅は「今は緊張してないけど、リングに上がったら緊張するかもしれない。ゴングが鳴らないと分かりません。ボクシングは自分の仕事。リングに立つことも仕事。オレはただ単に仕事をしに行くだけ。内容よりも勝てればそれでいいです」と復帰戦へ向けての気持ちを述べた。
ライセンス停止中の一年間は、練習の傍らで雑誌の連載をこなしてきた。その雑誌の連載で出会った人々と交流を深めたことで人間として成長したという。
「この一年間で成長したところを見せたい。他のジムに行ったり、ジムに来てもらったり、お世話になった。おかげで調子は最高です。オレはあの反則を反省してます。人間的に大きくなったことを(ファンが)感じてくれたうれしいです」と落ち着いた表情で語った。
また対戦相手のレサゴ選手に関しては「メキシコ人はタフな選手が多い」と警戒を深め、「メキシコに行って色々と勉強してきた。
KOとかじゃなく、内容よりも勝ちたい。みんなが満足してくれればそれでいい」と続けた。
今後は日本、東洋太平洋と段階的のベルトを狙っていく方針。「家族がゴーサインを出したらどんなタイトルにでも挑戦していく覚悟はあります」と意気込みを語った。



