
大毅 公開スパーリング
2008年12月1日
12月8日に復帰第二戦を控える亀田大毅が1日、茨城県古河市の18古河ジムで公開スパーリングを行った。18古河ジムの選手を相手に2ラウンドを行い、軽快な動きを見せ万全の体調を宣言した。
この日が最後のスパーリングとなった大毅は「調子はすごくいい。いい具合に仕上がっている」と声を弾ませた。試合内容に関しては「展開がひとつ崩れただけで全部崩れてしまう。展開が崩れないに気を付けたい。自分で主導権を握ってチャンスがあればKOしたい。今年はいい形で勝って、栃木県のみんなに力を与えられたら嬉しいです」と話した。
復帰第二戦をクリアすれば、来年は日本、もしくは東洋太平洋王座に挑戦する計画がある。フライ級に照準を絞り、日本、東洋太平洋王座を狙っていく。
「タイトル戦は意識してない。世界戦なんてとんでもない。まだまだ力が足りない。謙虚にいきます」と笑顔を振りまいた。
またこの日、スパーリングに先立って、12月8日の試合会場近くの栃木県小山市役所を訪れ、30枚のチケットを同市役所福祉協議会に贈呈した。
今試合はチャリティーを兼ねており、試合の収益金から20万円を小山市福祉協議会「どんぐり基金」に寄付。試合当日には兄・興毅がチャリティーサイン会を開催する予定で、こちらの収益金は全額を同基金に寄付する。「試合当日は小山のみなさんに応援してほしい。声援が力になるから」と小山市民に呼びかけた。



