
興毅メキシコへ
2009年1月21日
年内の2階級制覇を狙う亀田興毅が21日、成田発の航空機で合宿先のメキシコに出発した。
今回は3男・和毅のプロ3戦目の応援をかねての合宿で、約1カ月間、メキシコシティーで練習を行う。
またこの日、亀田ジムが、亀田興毅と大毅の次戦の詳細を発表した。3月4日にさいたまスーパーアリーナ・コミュニティーアリーナで試合を行う。興毅、大毅ともに対戦相手は未定で、興毅は世界前哨戦となる。
約1年ぶりの日本でのリングに興毅は「俺がメキシコで試合をしたことを知らない人もいる。待ってたファンも多いと思う。だから最高の試合をしたい。その後は世界タイトルマッチ。とりあえずいい試合をしたい。きっちり勝つ」と笑顔で意気込みを語った。
世界戦に関して興毅は、WBA王座を狙っていることを明言。王者デンカオセーン(タイ)陣営と順調に交渉が進んでいることも明かし、「5月か6月にはやりたい」と具体的な日程をあげた。
今合宿は、世界戦を見据えてのもので、走り込みをはじめ実践練習を行う。
現地の世界ランカークラスとのスパーリングを予定しており、70から80ラウンドを目指す。
「デンカオセーンはキャリアもあるし、パンチもある。パンチ力には注意したい。だけど自信はある。気を引き締めていきたい」と
世界戦に関して言及し、「でもまずは次の試合に集中する。先のことばかり考えてたら足下をすくわれるから。次の試合のカギは集中力」と改めて気合いを入れ直した。



