
計量クリア!
2009年1月25日
24日(日本時間25日)にプロ3戦目を行う亀田和毅(17)が23日
(日本時間24日)、
メキシコシティーのパンチョ・ロサレスジムで計量を行い、バンタム級リミットを300グラム下回る53・2キロでパスした。
対戦相手ファン・カルロス・オルベラ(20)=メキシコ=は54・0キロでパス。
メキシコではタイトル戦以外の試合ではリミットの500グラムオーバーまで認められる慣例があるため、同級リミットということでパスした。
“メキシコの少年”を意味する「エル メヒカニート」というニックネームを持つ和毅は、
メキシコでのアマチュア実績、プロデビュー戦の内容などから、現地での注目度も高い。
その人気の高さから、今回の興行ではプロ3戦目の4回戦ながらも異例のメインイベントに抜擢された。
また、今回は練習拠点近くのアリーナで試合が行われるため、
メキシコ在住の日本人のほか、多くのメキシコ人の知り合いが応援に駆け付ける予定だ。
2009年の初陣を前に、和毅は「自分がメキシコで注目されているのは分かっている。今年の目標はタイトル奪取。
そのための第一歩として、明日はメインイベントにふさわしいボクシングをしたい」と力強く必勝を誓った。
3月4日の試合に向けたスパーリング合宿と和毅の応援のためにメキシコ入りしている兄の興毅は
「和毅の仕上がり具合は最高。明日は必ずいい試合をしてくれると思う」と大きな信頼を寄せた。




