
2/26 女子世界戦
2009年2月20日
女子ボクシングのWBA世界Sフライ級王座に挑戦する天海ツナミ(山木)が20日、東京・葛飾区の亀田ジムで公開スパーリングを行った。スパーリング後、亀田興毅がミットを持って特別コーチとして天海を指導し、サウスポー対策を伝授した。

当初この日、興毅はスパーリングに立ち会うだけだったが、天海が挑戦する王者がサウスポーということもあり自らコーチを買って出た。久々というミットを持ち、天海と実践練習に取り組んだ。20分近く指導し、パンチの打ち方やフットワークなど自身の経験をふまえて細かい技術を教えた。

興毅と天海はこの日が初対面だったが、すぐにうち解けボクシング談義に花を咲かせた。「天海さんはパンチがある。特に左フックが強い。日本人の女子のボクシングを初めて見たけどフォームもしっかりしてるし、力強い。天海さんには絶対に勝ってほしい」とエールを送った。

また興毅の指導を受けた天海は「今は減量が一番きつい時期で、体も気持ちも落ち込んでいたけど今日は勇気をもらった。技術的にも色々と勉強になりました。今日勉強したことを世界戦で出したい。気持ちで負けないように強い気持ちを持っていく」と大きな収穫を得たことを明かした。



