
大毅 日本人対決!
2009年3月14日
WBA世界Sフライ級12位・亀田大毅の再起4戦目が14日、正式決定した。
5月13日に東京・水道橋の後楽園ホールで、元東洋太平洋フライ級王者・小松則幸(グリーンツダ)(29)と対戦する。小松は東洋太平洋王座を5度防衛し、05年1月にWBC世界フライ級王者ポンサクレック(タイ)に挑戦した経歴を持つ強豪で、「大毅君とやるべきタイミングがきました。絶対に勝ちます」と並々ならぬ意気込みを見せた。
一方の大毅は、3月4日に元世界2階級制覇のワンディ・シンワンチャー(タイ)をKOで破り世界ランクに復帰。
「(相手は)俺が決めるんじゃない。誰でもいいと思っている。いい試合がしたいな。万全のコンディションで臨みたい」と気負った様子もなく淡々と語った。
幼い頃から小松の試合を観戦していたという大毅は
「俺が小さい頃からチャンピオンやった選手。タイトルを取った選手は何かを持ってる。でも俺は相手どうこうじゃない。自分のボクシングをすれば結果がついてくると思ってるから。次の試合に向けて回転力をつけたい。左と右のパンチをスムーズに出せるように体を速く回転させることが課題。シェーン・モズリーとかダルチニアンみたいにスピードのある回転。もっと練習せなアカンな」と世界王者の名を挙げ、自身を奮い立たせた。



