
大毅 計量 クリア
2009年5月12日
13日に東京・水道橋で試合を行うWBC世界フライ級14位の亀田大毅が12日、東京・水道橋の後楽園ホール展示場で計量を行い、52・0キロでパスした。対戦相手のブンブン東栄は51・5キロでパスした。
当初対戦を予定していた小松則幸選手が、4月13日に合宿中の不慮の事故で死去。小松選手の死去後、公の場で初めて口を開いた大毅は「(小松選手の死の知らせを聞いて)ほんまにびっくりした。人間何が起こるか分からない。今を大切にせなアカン。いつまでも落ち込んでてもアカンし」としみじみとした口調で語った。
右構えの小松選手と異なりブンブン東栄はサウスポーのため、急きょスパーリングパートナーをサウスポーに変更。それでも70ラウンドのスパーリングを積んできたという大毅は「仕上がりはいいと思う」と好調ぶりをアピールした。
ブンブン東栄は、元WBCインターナショナルミニマム級王者で、現在WBA世界ミニマム級13位にランクされるテクニシャン。
大毅は「フィリピンのボクサーはうまい」と評価した上で「パワーでつぶしたい。前回は俺らしくなかったから、今回は俺らしさを見せたい。自分のボクシングをしたい」と意気込みを語った。



