
大毅 世界戦 決定!!
2009年8月10日
WBA世界フライ級11位・亀田大毅が10日、東京・銀座の銀座マリアージュで会見を行い、10月6日に大阪市中央体育館でWBA世界フライ級王者デンカオセーン・カオウィチット(タイ)に挑戦することを発表した。大毅の世界戦は07年10月の内藤大助(宮田)戦以来2年ぶり2度目となる。
2年ぶりに世界戦のリングに上がる大毅は「あれからちょうど2年。初めの一年は人間的な社会を学んで練習してきた。この一年は頑張って結果を残してきた。いろんな人にサポートしてもらってここまで来れた。あとは俺が頑張るだけ」と周囲への感謝の言葉を述べ、意気込みを語った。
王者デンカオセーンの印象に関しては「ワンディーのスタイルに似ている」と3月に対戦した元世界王者ワンディー・シンワンチャー(タイ)の名を挙げ、「ワンディーと試合をして良かった」と話した。また戦略に関しては「前半から勝負する。前半に主導権を握れるかがカギになる」と先制攻撃を仕掛ける意向を示した。
世界戦に先立って8月30日に大阪府立体育館で前哨戦を行う。相手はホセ・アルベルト・クアドロス(メキシコ)で、53キロの契約体重で行う。「試合間隔が短いほうがやりやすい。今までもそうだったし。逆に間隔が長いとだめ。体調的に不安になる。どんどん試合をしてキャリアを積んでいきたい。この前の世界戦はキャリアがなかったから負けた。今は戦い方が分かってきたからどんどん強くなっている」と自信をのぞかせた。



