１０月６日に行われるＷＢＡ世界フライ級タイトルマッチの予備検診が１日、東京と大阪でそれぞれ行われた。挑戦者の亀田大毅は都内で、王者デンカオセーン（タイ）は大阪市内で検診を受けた。

　大毅は世界初挑戦の０７年１０月よりも胸囲が３センチアップ。この２年間での進化ぶりを証明した。また身長では大毅が６・９センチ王者を上回り、リーチでは逆に王者が５・５センチ大毅を上回った。
　
「体調はまあまあいいんじゃないですか。あとはリングで出すだけ。技術よりも気持ちでいきます。今回の世界戦で俺が変わったところを見せたい。家族やファンに恩返ししたい気持ちがあるし。テンションも上がってるよ。ただそれを見せないだけ。不安は何もない」と笑顔で話し、順調な仕上がりぶりをうかがわせた。